KD1JV 7Mc TRCVR基板の組み立て   

2017年 04月 23日

お世話になっているKさんに、以前、KD1JV による3バンドトランシーバーの回路を教えて頂いた。
http://www.qrpkits.com/files/TribanderManualRevA1_20160726.pdf
受信部はRFもIFもなく、SA612AとLM358により殆どのゲインを稼ぐというユニークな構成である。

本来は電信TRCVRなのだが、受信部のユニークさに惹かれて八雲通信製の9Mc SSBフィルターを使用して7Mc SSB受信機にアレンジして組み立ててみた。

使ってみるとやはり感度不足だったので、最終的には手動ゲイン調整を設けたJ310X2のRFを追加し、暫く7Mcを聞いて遊んでいた。

J125パラGGRFアンプとLM380非革命アンプを搭載した際の記事である。
http://fujichrome.exblog.jp/25211530/

最近、KさんがKD1JV TRCVRを組み立てられ、AJDを完成された。フルブレークイン方式でArduino制御VFOを組み合わせた本格的な構成である。出力は2Wとのことであるが、KH6(ハワイ)との交信に成功する直前に至るほどの実用性とのことである。

興味を示したところ、そのオリジナルパターンの基板をエッチングして、穴あけまでして頂いただけではなく、主要部品までつけたワンセットを送って頂いていた。基板の作製と仕上げには大変な手数が掛かることが一目でわかり、恐縮してしまった。

3月に転勤が決まってから気分が落ちつかず、本格的な自作には手がつかなくなってしまっていた。殆ど組み立て終わっていたminiR2 PSN受信機基板も、メリゴ方式PSN受信機基板も全て放置状態に入ってしまっていた。

その後、新生活も3週間が過ぎ、気分も大分落ち着き、手馴れた真空管の送信機(6BX6-5763 7Mc/10Mc 3W TX)を組み立てるとこるから自作を再開したのだが、これがリハビリ(?)になり本格的な作業に取り込もうという気分が蘇ってきた。

そこで、早速送っていただいていたKD1JV TRCVR基板の組み立てに取り掛かった。作業中の様子である。
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基板の組み立てを行うのは久しぶりである。今日は受信部の殆どの部品を取り付けた。
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原回路に忠実にアメリカ製のFETやTRが使われており、これらは手持ちがなかった。手持ちのない部品は大体秋月で手に入りそうなので、不足分を発注しないといけない。できるだけ手持ちの部品で対応するように工夫しながら完成に持ち込みたいところである。

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WU2D MikeのRetro QRP Systemをマネして組み立てていたずらしている6AK5送信機である。
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タンクコイルにエアーダックスコイルの切れ端を組み合わせてみたとろ、0.5Wだった出力が1.2Wに増加した。

しかし、6AK5の最大定格を超える280V近くがプレートに掛かっている状態なので、定電圧放電管のVR150STを組み合わせてプレート電圧を150Vに安定化した。すると出力は約0.4Wにダウンした。

以前、Fair Radio Salesから6AK5の未チェック抜きダマを10本仕入れたことがある。値段は格安で、遊びには丁度よかった。
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これらの6AK5を送信機で差し替えて遊んでみた。すると、ものによって出力が0.3Wから0.65Wまでバラつくことがわかった。玉石混交というところである。とりあえず、0.65W出た個体を送信機に挿しておいた。

6AK5と同じようなRF増幅管である6CB6、6AH6、6DK6、6AG5も差し替えて試してみたが、6AK5が一番出力が出ることがわかった。全て似たような規格のRF増幅管なのであるが、何故6AK5だけが巧く働くのか不明である。LC比を検討しても、6AK5以外の玉では出力が増えなかった。

-・・・-

5763送信機のプレート電流計には以前買ったフロービスの丸型メーターを使用した。手頃な値段で便利なのだが、造りにも針の動きにも値段なりのチープ感が漂う。

とはいえ、丸型電流計は真空管式の送信機にはピッタリで、値段が手頃なことと相俟って、まさにハマリ役である。手持ちが枯渇したので、QRP送信機用の100mA計を仕入れた。
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タイトバリコンの入手が難しくなってきていることが最大の悩みではあるが、現在でも真空管式の送信機を作って遊ぶことは可能である。保障認定はTSSにお願いすれば問題ない。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-23 21:38 | 電信送信機 | Comments(0)

6AK5 7Mc電信送信機の手直し-LC比の検討   

2017年 04月 22日

WU2D MikeのRetro QRP YouTubeは何度見ても面白い。単球再生受信機と単球水晶制御送信機を組み合わせ、3.5Mcで1400Km離れた局と交信するのである。

これに触発されて、先週、6BX6 VXO回路の実験に使い終わったジャンクシャーシーに、急遽6AK5 水晶発振回路による送信機実験回路を組み立ててみた。
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タンクコイルには、UY47B送信機に最適化したプラグインボビンを流用してみた。

動作させてみると、250V程度のプレート電圧がかかっているにもかかわらず、出力は0.5W程度であった。本来であれば、もっと出力が出るはずである。Mikeは6AK5にプレート電圧250Vを印加すると数ワットは出るといっていた。

恐らく、タンクコイルのLC比を最適化すれば、もっと出力が出るだろうということで、今日はLC比を検討したみることにした。

とはいえ、Lの巻き数を段階的にかえて出力の変化を検討するための適当な方法がなく、インダクタンスの異なる3種類のプラグインコイルを差し替えての比較に留まった。

比較に使ったのは、インダクタンスの大きい順に UY47B TX用コイル>エアーダックスコイルの余りもの>フrロービスUX真空管ベースに巻いたコイル、である。

アンテナ回路用のリンクコイルの巻き数もパラメーターになるので、要素は単純ではないのだが、UY47B TX用コイルでは0.5Wであった出力が、エアーダックスコイルの余りものを組み合わせたコイルでは1.2Wとなり、フロービスUXベースのプラグインコイルでは出力がやはり0.5W程度になった。

やはり、ある真空管を使用した際に、電力伝送のために最適なLC比は存在するようである。

エアーダックスコイルを組み合わせたタンクコイルを装着した状態である。
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いかにも、超ジャンクという外観は好みではある。

簡単な回路ではあるが、プレートコイルの巻き数とアンテナ用リンクコイルの巻き数を簡単に変えて最適化の実験が出来る方法を考えないといけない。

6AK5のプレートには安定化していない約250Vを印加した。しかし、6AK5の最大プレート電圧が180Vであり、最大定格を超えてしまうことに加えて、水晶電流が流れすぎるためか、トーンが濁って聞こえる。

そのため、VR150STを追加して6AK5のプレート電圧を150Vに安定化した。その結果、トーンはキレイないなったが、出力は0.4Wになった。

出力0.4Wというと、UY56-UY47B送信機の半分である。周波数はQRP専用の7003Kc固定なので、コンディションがよければ交信も楽しめるであろう。

こういうバラックセットで色々と遊ぶのも楽しいものである。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-22 19:42 | Retro QRP | Comments(0)

FT101ZDの保障認定と固定局の局免   

2017年 04月 22日

3月の末に、FT101ZDの保障願書をTSSに送った。100W固定局の開局申請である。1980年に取得したもの後間もなく流してしまった「JR7QAO」の再割り当て復活も兼ねての申請である。

先週、東北電監から免許証の記載事項について確認の電話があり、それによりFT101ZDがTSSにより無事に保障認定されたことを知った経緯があった。

そろそろ電監から局免が届く頃だろうと思っていたところ、果たして、今日、郵便箱に東北電監から局免の入った封筒が入っていた。

局免にはJR7QAOのコールが記載されていた。

1990年代に小樽から帰ってきたときに7エリアのコールを申請したことがあった。当時は旧コールの復活制度が始まる前だったので、JR7QAOの割り当てを希望したものの叶えられず、JK7BTQというコールが割り当てられた。QSLカードも作ったものの、このコールにはあまり愛着がもてないままに流してしまった経緯がある。

今となっては、殆ど使うことの無かったJK7BTQも懐かしく感じる。

FT101ZDは1980年代に就職したときに、バイプロのパドルと共に札幌のハムショップで買った中古品である。届いたばかりの局免とツーショットである。
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これまでに数回故障したのだが、音響サービスに勤めていた2文字コールのOMに修理して貰い、今のところ完動である。こういうビンテージリグを動体保存し、且つ、保障認定を受けて実際にオンエアー可能な状態とすることには意義があろう。

TSSでは今年12月以降も保証要領に則ってこれらのビンテージリグも従来通りの書類審査により保障認定してくれる。コリンズなど、ビンテ-ジリグを今後も運用できるのである。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-22 19:39 | つれづれ | Comments(0)

ヘンテナ作り直し   

2017年 04月 22日

春先に再建したヘンテナであるが、先々週に吹き荒れた春の嵐でエレメントが全部ちぎれて破壊されてしまっていた。

先週の土日は風が強く、雨も降り修理できなかった。

今日は風も穏やかだったので、ヘンテナを作り直すことにした。

エレメント用のIV線をホームセンターで仕入れてきた。強い風が吹くと給電部のエレメント(室内電話配線用単芯線)が簡単に切れてしまっていたので、給電部の線にもIV線を使用し、ベーク板を碍子代わりにしてポールに固定し、強風でエレメントが引っ張られても簡単には切断しないような構造に改良した。

SSGとインピーダンスメーターでマッチングの状態を監視しながら、給電線の接続位置を調整して50.0Mcに共振するように調整できた。

こうして作り直したヘンテナである。
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例年、連休にはEスポが出る。ヘンテナの作り直しがどうやら連休に間に合った。改良により以前よりは上部になったと思われるが、秋まで壊れずにもつであろうか。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-22 19:24 | アンテナ | Comments(0)

6BX6-5763送信機-10Mc試験交信に成功   

2017年 04月 22日

7Mcでは試験交信に成功したものの、コンディションが悪くて10Mcでは試験交信に成功していなかった6BX6-5763 3W送信機である。

今日は7Mcのコンディションもいまひとつ良くなかったのだが、15:00過ぎから10Mcを聴いてみた。すると、久々に信号が聞こえた。3エリアの局のCQである。信号は強く599+であった。VXOを操作してゼロインし、呼んでみるとコールバックがあった。こちらのレポートは419とのことである。かろうじて交信が成立した。

更に聞くと、8Jで始まる特別局がCQを出しているのが聞こえた。やはり3エリアの局である。ゼロインして呼んでみると、QRZが帰ってきた。3コールしてスタンバイすると、コールバックがあり、これも419のレポートを貰いながら辛うじて交信が成立した。相手方の信号は599+であった。

どちらの局も500Wか1Kw出力ではないかと思われた。こちらはなんと言っても3Wである。

その後、CQを出してみると、驚くべきことに3エリアの局から呼ばれた。レポートは579から599とのことである。これには驚いた。相手方の信号は599であった。

手持ちのジャンクコイルをVXOに使っていたのだが、10.143Mcから10.132Mc程度までしかカバーできず、最もよく使われているらしい10.120~10.130Mcはカバーできていなかった。

秋月から4.7μHのRFCを仕入れ、4.7μH2個と、手持ちの10μHを直列に接続したところ、巧い具合に約10.120Mcまでカバーできるようになった。

これで、漸く6BX6 VXO-5763 3W送信機が10Mcでも実用になることが確認できた。試験交信に成功したときのセッティングである。
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10Mcでの交信は1995年以来である。当時は多くの局がFBに聞こえていた。太陽活動が低調だったサイクル24が終了し、黒点0の日が続くような状況であるが、コンディションがよい日に当たれば10Mcでも5763 3W送信機で交信が楽しめるであろう。Eスポが出ると状況がどうなるか、興味津々である。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-22 19:14 | 10Mc | Comments(0)

5763送信機-保障認定   

2017年 04月 19日

6BX6 VXO-5763 3W 7Mc/10Mc 電信送信機が完成し、7Mcでは試験交信も完了して実用化のメドが立った。2バンド用送信機を自作したのは初めてである。

肝心の10Mcではまだ試験交信ができていないのだが、7Mcと大差ない動作をしているのでこれも実用化可能とみなして、早速TSS宛の保障認定関係書類を書いた。
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第27送信機である。ブロックダイアグラムは、以前書いた6SJ7 VXO-UZ42送信機のものを流用することにより、簡単にできあがった。

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4月20日に郵便局で保障認定料を振り込んで、書類を郵送した。1ヶ月以内位で標章が届くであろう。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-19 20:09 | 10Mc | Comments(0)

6AK5単球水晶発振送信機のいたずら   

2017年 04月 16日

WU2D MikeのRetro QRP YouTubeはいつみても面白い。

https://www.youtube.com/watch?v=wB2RrzIRVes

https://www.youtube.com/watch?v=QgEGTSK2238

Mikeは6AK5単球水晶制御送信機に単球Morgan再生受信機を組み合わせ、3.5Mcで1400Km離れた局と交信している。

6BX6-5763送信機が完成したので、6BX6 VXOの実験に使ったジャンクシャーシーが空いた。今日の午後、手持ちの部品をかき集めて取り急ぎ、このジャンクシャーシーに6AK5単球送信機の回路を組み立ててみた。
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タンク回路には、UY56-UY47B送信機用のプラグインコイルを流用した。

5763送信機と入れ替えてセッティングしてみた。
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出力は0.6Wであった。周波数は固定である。水晶はアズマ無線工業に仕上げてもらった7010Kcと7020Kc HC6/U型である。

7010Kcの水晶を挿してCQを出してみると、あろうことかJA3の局からコールされた。レポートは379 QRNであった。送信出力0.6Wとは信じられない飛び方である。先方にノイズがなければ、579のレポートになっていたかもしれない。

JAではWと異なり、水晶発振回路をキーイングする構成の送信機は保障認定されないので、この送信機は実験程度で実用にはならない。1995年頃、UX201A単球水晶制御、全電池式電源(プレート電圧90V)、出力0.2Wという7Mc用単球送信機を組み立て、何局か交信に成功したことがある。これも実験程度で実用にはできなかった。

WU2D Mikeは、KとG3のピンを接続しておけば、6AK5だけではなく6CB6、6AG5、6AK6など何でも差し替えて使えるといっている。

http://amfone.net/Amforum/index.php?topic=29034.msg224615#msg224615

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写真は、左から6CB6、6AH6、6AG5、6DK6、6AK5である。これらは全て差し替えて使える。これらのうち、一番出力が出たのは6DK6で0.7W、次いで6AK5の0.6Wであった。但し、タンク回路のLC比と出力用リンクコイルのまき数を最適化すれば、違う結果になると思われる。

手持ち部品を寄せ集めて組み立てた実験セットで、手持ちの球をあれこれ差し替えて遊ぶのは実に楽しい。このままでは実用にならない送信機であるが、この後に5763か6CL6のファイナルを接続すれば、立派実用送信機になる。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-16 14:37 | 電信送信機 | Comments(0)

6BX6 VXO-5763 10Mc送信機-完成   

2017年 04月 16日

先週、シャーシー加工が終わった6BX6 VXO-5763 10Mc送信機である。

昨日は、朝から配線に取り掛かり、一日で一気に完成した。
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札幌ラジオ少年の200V 80mAトランスを使った電源なので、5763のプレート電圧は210Vとなった。最適ロード時の5763のプレート電流は25mA、
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出力は3Wとなった。
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チューニング操作をしているところをYouTubeにアップした。

https://youtu.be/e9fk-eo9zXM

πマッチ用の出力コイルはプラグイン方式である。7Mcと10Mc用に巻き数を最適化した。
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早速、受信機と共にセッティングした。
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受信システムは、ソラチクオーツ製9Mcクリスタルフィルターを実装した、14Mcオールモード高一中三受信機(VFO5D)+クリコンである。
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クリコンの構成は、どちらも2SK125パラG.G RF+ダイオードDBMである。

ここで、試験交信を試みることにした。電離層の状況が非常に悪く、10Mcは全く聞こえなかった。7Mcを聴いてみると、8J2A/2がCQを出していたので、VXOを調整してゼロインし、コールすると無事に応答があった。さらに、4エリアと9エリアの局とも交信が成立し、この5763送信機が実用になることが確認できた。

長年使いたいと思っていながら使う機会がなかった5763を漸く使うことができた。また、VXO発振管には、子供の頃に近所の菊地電気から部品取り用にもらったジャンクテレビからはずした6BX6を起用し、FBに動作した。感無量である。

10McもSWRは低く、アンテナがばっちり共振していることが確認できたのだが、いかんせん電離層が非常に微弱で全く信号が聞こえない。コンディションが良くなりさえすれば、1995年以来の10Mcでの交信ができるはずである。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-16 14:04 | Comments(0)

3Q5GTと6AK5   

2017年 04月 11日

1995年ごろにアメリカの有名部品屋から単球再生式ラジオのキットを買ってみた。まな板式で木製のパネルが立ち、スパーダーコイルを使う古典的なスタイルである。

これに使われているのが、GT電池管の3Q5GTである。
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ポータブルラジオの低周波全力増幅用ビーム管である。Ep 90Vで出力270mWという規格である。日本では製造されなかった球であるが、アメリカではGTやST、G管の電池管が多品種製造された経緯がある。

3Q5GTはZenith Transoceanic 7G605の低周波電力出力管にも使われている。他の球はロクタル電池管が使われている。この7G605の回路により、BC帯用高一スーパーを組み立てた。勿論オリジナル通りに3Q5GTを使用した。感度は非常に良く、国内遠距離BC局がよく聞こえた。

お世話になっているJAφBZC OMが3Q5GTを使ったステレオアンプを組み立てられて、FBな結果だったと連絡してくださった。出力270mWでもFBなオーディオ用スピーカーを使うとうるさいくらいに鳴るとのことである。電池管は非常に好きだが、オーディオアンプに使ったことはなかった。

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6AK5という球は戦後の神田にも出回った球で、それまでの高周波増幅管と比べるとgmも高く、非常に高性能であるということで、アマチュアに賞用された。特にそれまでのエーコン管954のgmの約4倍のgmを持つ高性能から、VHF用高周波増幅管の定番として使われるようになった。

残念ながら、6AK5を受信機に使用したことがない。見かけもかわいい球なのでいつか何かに使ってみたいと考えていたが、機会がなかった。

Retro QRPのWU2D Mikeは単球水晶制御送信機に6AK5も使えるといっている。6AK5のEp maxは180Vであるが、Mikeは250Vをかけても問題ないといっていた。が、寿命は短くなるであろう。

6AK5は送信機の水晶発振段に使ってもよく働くであろう。6AK5と7McのHC6/Uクリスタルである。
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5763 10Mc送信機のVXOには6BX6を使った。6AK5もVXO発振管としてFBに動作するに違いない。

6AK5と同様に、長年活用したいと思いながら実現していない球が6CB6である。6CB6と6AK5のピンコネクションには共通性があり、配線によっては差し替え可能になる。

VXO回路の実験回路を組み立てて、6AK5と6CB6を差し替えながら遊べば楽しそうである。
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# by FujichromeR100 | 2017-04-11 22:05 | 真空管 | Comments(0)