SSBの音質改善5-12AX7A SRPPマイクアンプ&初段FET差動AC電源マイクアンプ実働試験
2014年 07月 06日
仕方ないので、作りかけだった12AX7A SRPPマイクアンプと初段FET差動AC電源マイクアンプの組み立てと実働試験を行った。
完成した12AX7A SRPPマイクアンプに通電してヒーターが灯ったところである。
AKG D112とトリオのオシロを接続して実働試験である。
AKG D112に「あ”~」と声を入れた際の波形である。
12AX7A SRPPマイクアンプはゲインがやや小さい印象であったが、出力はPEPで6V得られた。
初段FET差動ACマイクアンプである。
出力のSEPPのアイドリング電流はオールバッテリーバージョンと同じに10mAとした。
AKG D112に「あ”~」と声を入れた際の波形である。
バッテリーバージョンと同様に充分なゲインがあり、出力はやはり6V PEP程度が余裕で得られた。
アンプの内部である。
15V×2のトランス、±12Vの安定化電源基板、差動増幅プリアンプ基板、初段FET差動マイクアンプ基板から成っている。初段FET差動増幅回路は、初段がデュアルFETによる差動増幅回路、2段目がローノイズトランジスターによる差動増幅回路、そしてSEPPによる低インピーダンス送り出し回路という構成であり、カレントミラー回路を作動増幅回路の負荷とし、NFBも掛かっている本格的な低歪オーディオ回路である。
組み立てた3種のマイクアンプである。
Eスポシーズは間もなく終了となる。その後、これらのマイクアンプを使いながら、再び7Mc SSBの音質改善に取り組む。
by FujichromeR100 | 2014-07-06 18:34 | HiFi SSB | Comments(0)