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3.2" 16 bit Parallel LCDを使うN6QW Si5351 VFO-シャーシーに組み付け   

2017年 05月 14日

3.2" 16 bit Parallel LCDを使うN6QW Si5351 VFOである。

画面の大きさに惹かれて手に入れたものの、そらめでに使い慣れていたSPI TFTと全く違うものであることがわからず、加えて、16bit Parallelの制御方法もわからず、表示に成功するまで非常に苦労した経緯がある。

色々と調べて、16 bit Parallel LCDにはUTFTというライブラリーを使うことがわかり、さらに3.2" LCDを扱ったフォーラムで制御線全部に4050によるレベルシフターを接続する必要があることを教えてもらった。教えてくれたのはアメリカ人と思われるが、3.2" LCDフォーラムの中心人物のように感じた。

制御線20本を全部レベルシフトするためには、4050を4個使わないといけなかった。兎に角配線が大掛かりで、大変な手間である。

ようやく配線が終わり、サンプルスケッチが走ったときは、その美しさとスピード感溢れる躍動的な表示に目を見張ったものである。

https://www.youtube.com/watch?v=utC4J-K46q0

ようやく動かし方がわかった3.2" LCDをN6QWのスケッチに応用して表示可能としたところで、暫く放置してしまっていたのだが、今回、VFOとしてまとめる作業に着手した。

今日は、いつも通りの「科学教材社」スタイルに組み付けを行った。
3.2\" 16 bit Parallel LCDを使うN6QW Si5351 VFO-シャーシーに組み付け_f0205744_209343.jpg

ロータリーエンコーダーを配線して、無事に周波数表示が行われる様子をYouTubeにアップした。

https://www.youtube.com/watch?v=Ng1KHRxG2rk

Adafruit純正Si5351 Breakout Boardの配線も終了したのだが、周波数ステップ変更用プッシュスイッチやDCジャックなどの小物部品が枯渇して完成できなかった。転勤のゴタゴタで部品の補充をしていなかった。

漁業無線BCL用Simpleceiverにはびんぼうでいいのwith LCDにおまけでついていたFSTNディスプレイを使った。これは画面サイズが非常に小さく、老眼には厳しいのだが、3.2"は画面が非常に大きい。老眼にはありがたいディスプレイである。

秋月に不足部品を発注し、外付けVFOとして完成させるのは来週末の作業となる。

by FujichromeR100 | 2017-05-14 20:23 | デジタル VFO | Comments(0)

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