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リアクタンス変調回路を増設した433.44Mc SGと430Mc用パワーモジュール   

2018年 06月 17日

生まれて初めて433Mcを生成することに成功した433Mc SGであった。前回は、これにリアクタンス変調回路を増設すると共に、ECM用マイクアンプ基板をエッチングして組み立て、YM180ケースに収めた。が、Nコネクターの手持ちがなく、セットは完成しなかった。
https://fujichrome.exblog.jp/29844574/
先週、秋月にNコネを頼んでおいたのが届き、今日はYM180に取り付けてセットは一応完成した。

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出力は10mW弱であろう。一応FM変調はかかっているようである。ワイヤレスマイクの風情であるが、これが433.44Mcで受信可能で実際に声が聞こえるかどうか、非常に興味があり、最大の関心である。

430McのFM用アンプを組み立てようと、三菱のFETパワーモジュールである。RD07H4047MモジュールをEbayでオーストラリアの出品者から入手しておいた。
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8ピンDIP ICと比較すると、小さいことがわかる。今日はこのモジュール用の基板をエッチングして、組み立てた。
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回路はシンプルで、小型にできた。生まれて初めてSMAコネクターを取り付けてみた。

430MHzに関しては、自作する自信が揺らいでいたことから、AliExpressで見かけたパワーアンプモジュールに思わず手を出してしまったのが、今週末にシャックに届いた。
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非常に良くまとまって小型のユニットである。さすがに既製品である。しかし、可能な限り自作でやろうとしているところで、揺らいだ自信のために、このような既製品に手を出してしまったことには誠にもって忸怩たるもの(!?)がある(笑)。

とはいえ、非常にFBなユニットである。最大の難点は、どちらが入力で、どちらが出力なのかわからないことである。Aliのページには何の説明も無かった。どうにか調べて、このユニットも実用に供したいところではある。

430MHzプロジェクトとして本来取り組むべき作業は、クリコンの作製であるが、余計な寄り道をしてしまっている。今シーズンの日本海ダクトにトランスバーターの完成は間に合いそうではないので、433Mcトランスバーター作製プロジェクトは、おいおい進めることにする。



by FujichromeR100 | 2018-06-17 22:12 | 433MHz FM ー DRA818U | Comments(0)

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