現代の半導体式AM送信機4-「FAT5」PWM変調器 & E級RFアンプAM送信機キット:発注
2014年 07月 25日
Ericによると、このFAT5キットは少数ずつ製造しており、現在、いくつかのモジュールが欠品になっているので、これから用意するので発送まで数日かかることである。
EricのHPをみると(http://www.gw8ljj.com/index.htm)基板は完全に家内工業的な手作りである。PCで基板を設計し、感光マスクをプリントアウトしてエッチング後にカッターで基板を切断してボール板で穴開けしている。
このGW8LJJ Ericなる人物はどういうヒトなのかと思っていたら、写真が載っていた。
インターネット時代になって、遙か彼方イギリスで優れた装置を開発した人物のシャックや写真を居ながらにして目にすることが出来るようになったわけである。これは、戦後に苦労してSSBを日本に導入したOMの時代には叶わなかったことである。
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キットが届いたら、組み立てに取り掛かる。しかし、この取り組みの最終目標はキットを完成してPWM送信機とE級RFアンプから成るAM送信機でオンエアーすることだけには留まらない。このキットの内容を咀嚼して、なくても良い回路を省略するなどして簡略化しつつ、日本で手に入る部品を使ってオリジナル版を組み立てることこそが最終目標となるわけである。
これは、熊本シティースタンダードを組み立てた後に、その送信回路をベースに回路をアレンジして、最終的に自分なりのSSB送信機を組み立てたのと同じ方向性の取り組みである。何が面白いかというと、やはり自分なりにあーでもない、コーでもないと巧く動作しない送信機に工夫を凝らしながら、動作品に仕上げていくことこそが、自作の面白みである。PWMジェネレーターIC、オプトカップラー、FETドライバーの使えそうなものを既に発注したのである。
追記
Ericから支払い確認のメールが来た。日本からどれくらいの注文があったかを尋ねていたが、驚くべきことに今回が初めての日本からの注文で非常に興味を持っているとのコメントであった。
JG1FFX OMは一体どこからPWM送信機のキットを入手されたのであろうか????
by FujichromeR100 | 2014-07-25 09:25 | PWM A3送信機 | Comments(4)
明日東京に戻りますが、アンテナ等の整備を始めるためONAIRは出来そうにありません。
そうでしたか。バンクーバーからアラスカまでのクルージングとは、素晴らしかったでしょうね。今回は残念ながら、現地で観光的な計画はありません。同業の仲間と3人ですが、仕事の会場に入りっぱなしか、せいぜいモントリオール市内で行動する程度と思います。残念なのですが。
天気予報をみると、そちらは猛暑ですね。特に今日はこちらも暑かったですが、関東以西は常軌を逸した暑さだったようです。どうかご自愛ください。早く秋風が吹く頃になるといいですが。物悲しさが漂う秋ではありますが、暑さが終わってほっとする季節です。