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究極のCB送信部の実験-2N7000 E級アンプの実験 2   

2022年 05月 24日

究極のCB受信部の実働試験がひと段落したので、Si5351-74ACT00-2N7000 x 3という構成のE級アンプの実験に着手した。
お世話になっているJA2GQP OMがuSDXを組み立て、28MHzにおいて2.6Wの出力を得たことから、uSDXの送信回路を少し改変した構成とした。

早速基板をエッチングして組み立て、実働試験を行った。
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実験機のSi5351から27.144MHzの矩形波を74ACT00に入力し、2N7000のゲート電圧波形とドレイン電圧波形を観察した。
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上がドレイン電圧波形、下がゲート電圧波形である。一見すると無難なE級波形のようにみえるが、出力が全然伸びない。タイミングがずれているようである。E級ネットワークが正常に機能していないようである。

JR3GTS OMのエクセルシートで定数を計算したのだが、Q=1.6としていた。E級アンプの教科書である「パワーMOS FETの高速スイッチング応用」(稲葉 保)を読み返したところ、Qを5として定数を設計していることに気付いた。Qを5として再計算した手数で実験をするか、あるいは、実績があるJA2GQP OMの定数で実験をすることが今後の課題である。


by FujichromeR100 | 2022-05-24 16:58 | 合法CB | Comments(0)

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