変調器のパワーアップが無事に終了した813プレートスクリーングリッド同時変調28MHz 50W AM送信機である。
今日は午前中、いよいよ送信機と変調器を接続し、受信機もセットして運用してみた。
14.1MHzから14.15MHzをワッチすると3エリアから6エリアのSSBの局が数局聞こえる。国内が開いているようである。自作送信機を使いAMで運用していること、レポートをお願いしたいことをアナウンスしながらCQを出してみた。
すると、早速JA3JHG局がコールして下さった。以前、7195AMでお相手頂いた局である。当初キャリア40Wで送信していたが、50Wにして変調の深さを尋ねると、40Wでも50Wでも変わらずに深い変調というレポートであった。先ずは一安心である。813送信機はFBとお話し頂きながらQSOを続けていたが、コンディションが急変してフェードアウトしてしまった。
更にCQを出すと、JH3VRN局にコールして頂いた。70WにDPということで59+ QSB、こちらの信号は58~59というレポートであった。やはり、変調には問題ないというレポートで一安心である。
続いて、JA4LVG局がコールして下さった。この局はSSBで送信してきたが、こちらのAMは59で届いているということであった。
キャリア50W時、813はEp 540V、Ip 150mA、入力81W、効率約61%と上出来であった。
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RCA813をファイナルに使った14/21/28MHz 3バンドAM送信機で運用初回からAMによるQSOができて感無量であった。更に運用を続けて、使い方のコツを把握してゆくことが今後の課題である。なお、送信機の組み立て開始と同じ時期にTSSに保証を依頼していたが、今回は組み立てに時間が掛かったので保証は既に完了していた。
813のトリタンフィラメントが煌々と輝く様子を眺めながらAMで交信することは至福であった。