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28MHz AMでWB8KRY局とQSOー悲願の28MHz AM DX QSO達成   

2024年 02月 04日

サイクル25が立ち上がり、SSNが増えている。
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無線を始めた1979年、サイクル21当時は21MHzで10WのSSBと下宿の2階の集合煙突を利用して張った逆VでW西海岸の局とたくさん交信できたものである。特に、28MHzはDXにとても良く飛んでいた。

いつも楽しみにしているWU2D MikeのYouTubeで6146を使うプレートスクリーングリッド同時変調の28MHz AM送信機の組み立てシリーズが始まった。Part4ではGのハムと28MHz AMで初QSOするシーンから始まる。
Part1
https://www.youtube.com/watch?v=RqqCMJLccQI&t=36s
Part4
https://www.youtube.com/watch?v=ENL_wfjAJPY&t=435s

周波数は29.010MHzであることに注目した。この周波数にWとGがQRVしているのである。昨年公開された28MHz AMサプレッサーグリッド変調送信機の動画で、Wでは28MHz AMが29.000MHz~29.030MHz辺りに出ていることを見ていたので、アロー電子に14.515MHzのX'talを特注しておいた。
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昨日の朝、FT8が一区切りしたので8:30頃28MHz AMでCQを出してみることにした。周波数は29.010MHzである。
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すると、AMのキャリアが聞こえた。QSBを伴いながらピークではS9になる。が、昨日はいつもの「ジャ~」ノイズのレベルが高く、話の内容がどうしても聞き取れない。何度も繰り返してコールして貰い、遂に相手のコールサインがWB8KRYとコピーできた。こちらのレポートは53、相手のレポートは38とした。

28MHz AMでW西海岸の局とQSOすることが悲願であったが、遂にWの局との交信に成功したのである。非常にエキサイティングであった。

WB8KRY局のQRZ.comページを見ると、QTHはOhio州のMontvilleという街である。かつて、Play Things of Past(アンティックラジオ部品店)があったClevelandの近くである。

秋田からの距離を調べると、約10,000kmであった。
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位置的にはほぼ東海岸である。28MHz AMのQSOとしては、超DXである。

WB8KRY局のQRZ.comページの写真を見ると、LAFAYETTE HA410 10 METERSと記されているトランシーバーの写真が掲載されていた。これをツイートしたところ、JA7KPI OMが日新電子のパナスカイマーク10のOEMかなとコメントを下さった。
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更に、QRZ.comのログを見ると、10mのSSBとAMがQSOの大半を占めてることがわかった。
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本人は大変な10mマニアであり、10m AMマニアだったのである。冒頭のWU2DのPart4動画だけでなく、このログからもヨーロッパでも10m AMのアクティビティーが非常に高いことがわかった。

今日、WB8KRY局が10mAMのQSOをLoTWにアップしてくれた。
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これにより、聴き間違いなどではなく、間違いなくWB8KRY局と28MHz AMでQSOしたことがCFMされたのである。

悲願達成である。

ー・・・ー

今朝も29.010MHz AMでCQDXを連呼した。時間は8:30頃である。
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今朝も「ジャ~」ノイズが出ており、受信状況は良くなかったが、スタンバイするとキャリアーが聞こえた。しかし、どうしてもコールが聞き取れない。RYとだけどうにか聞き取れたので、WB8KRY局かと思いコールバックしたが、その後応答は全くなくなってしまい、QRTすることにした。

引き上げてからメールを開くと、KA9UVY Robert, Dix, IL, USAからEメールが届いていた。読んでみると、「今夜、JH8SST/7でCQを出していたのが29MHzの少し上で聞こえたが西海岸のQRMが酷くて交信はできなかった」というSWLレポートであった。RCA813の50W AMが今度はイリノイ州まで届いていたのである。

KA9UVY, Robertによると「 you were not that strong here and the QRM from West coast AM stations was causing some difficulty... I heard N5YRJ in California trying to answer your CQ also... I tried to ask you to QSY up to 29.050 with me for a try but since I only was running 18 watts carrier you weren't able to hear me.」ということであった。なんと、RYとコピーしたと思ったのはCaliforniaのN5YRJ局だったようである。折角の応答が「ジャ~」ノイズで聞き取れなかったのは残念至極である。また、KA9UVY局もこちらにQSY UPを伝えていたのだが、聞こえなかったのは痛恨の極みである。

KA9UVYはWの28MHz事情についても教えてくれた。それによるとWでは多くの自作リグ、ビンテージリグ、近代リグが28MHz AMのQSOに使われており、「AMウインドウ」(29.000MHzから10kcおきに29.100MHzまで)の下端に集中して出る傾向があるという。28MHz AMの交信は29.000から29.080MHzで行われているということである。 ここにヨーロッパの局も出て来るのであろう。

KA9UVY局のQTHである、イリノイ州DIXの場所である。
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どちらかと言えば東海岸よりである。KA9UYV局はこの地における28MHz AMの入感状況を紹介してくれた。それによると、朝はヨーロッパの局が入感し、午後の早い時間から西海岸が開け、日が暮れてバンドが死ぬ前までには太平洋かそれ以遠、またHIドミニカ共和国辺りが開くとのことである、当局の信号が聞こえたのは夕刻、バンドが死ぬ前の時間だったのだろう。

ー・・・ー

サイクル25のピークも近い現在、28MHzはDXバンドになっている。欧米では29.000MHzから29.100MHzの「AM Window」で盛んに28MHz AMによる国内・DX QSOが行われていることがわかった。JAも是非仲間に入れて欲しいところである。

JARLのバンドプランをみると、「AMウインドウ」は全電波形式となっているので、AMでQRVすることに問題はない。
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29.020MHzのデジピーターの周波数を外せばAMでDX QSOを試みることに問題はないであろう。多くの局にAM DXに挑戦して欲しいものである。

by FujichromeR100 | 2024-02-04 20:26 | 28Mc AM | Comments(0)

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